中国庭園・燕趙園の魅力

中国庭園・燕趙園の魅力

倉吉市湯梨浜町・東郷池の湖畔に位置する「中国庭園・燕趙園(えんちょうえん)」。

建物は中国・河北省の技師により設計され、庭園内は中国の造園技法が惜しみなく用いられています。香取慎吾さん主演ドラマ「西遊記」の撮影にも利用されたこともあり、訪れたなら本格的な中華建築と庭園に魅せられることでしょう。

風景を楽しむ観光スポットとしても価値の高い燕趙園ですが、季節ごとに楽しめるイベントも定期的に開催しています。今回はそんな中国庭園・燕趙園について、直近のイベント情報などもあわせて紹介させていただきます。

中国庭園・燕趙園の魅力と特徴

燕趙園ってどんなとこ?

中国庭園・燕趙園でひときわ目を引くのは「燕趙門」です。屋根には北京の紫禁城と同様の皇帝色の瑠璃瓦が利用されており、施設の玄関としてふさわしい風格を備えています。

燕趙門をくぐれば、本格的な中華建築の数々に出迎えられることでしょう。燕趙園には第1景の燕趙門を筆頭に、「三景軒(さんけいえん)」や「別有洞天(べつゆうどうてん)」など合計28景の景色があり、順路に沿ってそれぞれ堪能することができます。

中国・河北省の技師が現地の素材で組み立てたものをわざわざ解体して鳥取まで搬送したという“こだわり”が魅せる本場中国の伝統建築。

さらに、建物や庭園に加えて「山陰八景・東郷池」の風景を組み込んだ「借景」という造園技法が全体を引き立てています。
そんな素晴らしい庭園全体を眺めるのも圧巻なのですが、建物の小窓から眺める庭園風景もなかなかのもの。

中華建築の特徴的な窓枠で仕切られた景色は、世間から隔絶されたかのような独特な雰囲気を醸し出すことでしょう。燕趙園に訪れた際には、あなた自身のお気に入り覗きスポットを探してみませんか?

燕趙園と中華コスプレ大会

来週末の5月25日(土)・26日(日)、「中華コスプレ大会」が開催予定です。有名コスプレイヤーも参加するこのイベント、燕趙園を会場に毎年春・秋に開催されているようです。

ドラマ「西遊記」のロケで使用されたように、日本でも有数の本格中華建築を背景にコスプレ撮影できるとあって全国各地からコスプレイヤーがこぞって参加します。会場内では庭園内の気に入ったスポットを背景に、思い思いに記念撮影をすることが可能です。大会参加者は特別にプロのカメラマンによる夜間撮影会を希望することもできるよう。

珍しい燕趙園の夜景を見られるとは、うらやましいですね。

イベント参加は事前登録必須となっており、残念ながら2019年春の参加申込は終了しております。しかし燕趙園自体への入場はイベント開催中も可能なので、参加しないまでも会場内の雰囲気を味わいに行くのもいいかもしれません。

イベントの詳細情報については中華コスプレ大会の公式HPから確認することができますので、気になる方はチェックしてみてください。

中華コスプレ大会実行委員会公式ホームページ→http://china-cos.net/

燕趙園の他のイベントについて

コスプレイベントとは別に、燕趙園ではチャイナドレスのレンタルを受けることができます。

衣装のサイズは子供用から大人用まで男性用・女性用それぞれに様々な色や柄が用意されているので、友達や家族でチャイナドレス・コスプレを楽しむことができます。

また通年で「中国雑技ショー」も行っております。こちらは毎日3回、30分ほどの公演となっており、観覧は無料です。メンバーは中国の雑技団から定期的に入れ替わる上、演目も公演ごとに変わることがあるそう。小さなステージですが、だからこそ目の前で繰り広げられる数々の妙技は圧巻です!

そのほかにも季節ごとに様々なイベントを開催しているようなので、燕趙園の公式ホームページにも目を通してみて下さい。

燕趙園公式HP→https://www.encho-en.com/

中国庭園・燕趙園の周辺

中国庭園・燕趙園は鳥取県・山陰本線松崎駅から徒歩15分ほどの距離にあります。

燕趙園の周辺には、鳥取の特産品が購入できる「道の駅・燕趙園」、中華料理がバイキング形式で楽しめる「中華レストラン・豊味園(ほうみえん)」、東郷温泉を満喫できる上、プールや滑り台でも楽しめる「ゆアシス東郷・龍鳳閣」などがあります。

もし車で移動が可能なら、倉吉市市街の「鳥取二十世紀梨記念館・なしっこ館」「倉吉白壁土蔵群」「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」へ、北栄町の「青山剛昌ふるさと館」や「コナンの家・米花商店街」にも足をのばすことができます。

そのほか「不動の滝」「今滝」「鮎返りの滝」などの天然のパワースポットも近隣にあるので、「大自然の中で英気を養いたい」という方にもオススメのエリアです。

まとめ

今回は中国庭園・燕趙園の魅力についてお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか?

ゆったりと素晴らしい風景に酔いしれるもよし、来週末の「中華コスプレ大会」などのイベントで楽しむのもよし。

入園料も大人500円・小中学生200円とお手頃なので、鳥取県を観光される際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

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