鳥取県の山といえばココ!!有名な登山スポット紹介

鳥取県の山といえばココ!!有名な登山スポット紹介

霊峰・大山をはじめ、鳥取県には初心者から上級者まで楽しめる様々な登山スポットが存在しています。

夏山はもちろん、秋の紅葉シーズンもお楽しみいただける山々をご紹介いたします。

鳥取県にある有名登山スポットについて

大山

鳥取県で代表的な山と言えば大山です。標高1,729メートルの大山には登山初心者から上級者まで幅広い層が登山を楽しめるコースがあり、リピーター率が高いことでも有名な山です。

特におすすめなのは7月下旬から8月上旬にかけての登山で、避難小屋の近くに美しい花々が咲き、名物の花畑を楽しむことができます。

山頂までのルートには夏山登山コースとユートピアコースの2コースがあります。夏山登山コースはお子さんや初心者の方が楽しめる大山のメインコースです。大山に初めて昇るという人にとてもおすすめのコースで、国の天然記念物の大山キャラボクの原生林や西日本で最大級といわれるブナ林を眺めながら登ることができます。

ユートピアコースは中級や上級者の高向けのコースです。夏山登山道コースよりも難所が多いことが特徴ですので、登山の際には事前準備をしっかり行うようにしましょう。

登山口の近くには旅館やホテルが多いので、ゆっくりと泊りがけで山散策したい方も楽しめるような環境が整っています。慣れた人なら山頂まで数時間で往復可能なので、宿泊施設を予約しておけば登山後においしい夕食を楽しんだり、ゆったりとお風呂に入るなど、疲れをいやすのにもぴったりでしょう。

その他、大山裾野には「大山まきばみるくの里」やコテージなどもあります。みるくの里では鳥取県産の“白バラ牛乳”を使用したソフトクリームや鳥取産牛肉のバーベキューを楽しむことが可能です。

近隣には大山オートキャンプ場を筆頭に、大山の素敵な自然を満喫できるキャンプ場もあるので、登山以外にも大自然の中で思い出に残る時間が過ごせます。

※大山についてはこちらもチェック!!
大自然の恵みや歴史の重みを感じられる大山→https://toribiz.com/blog/daisen/

氷ノ山

氷ノ山は標高1510メートルに達する、鳥取県内では大山に次いで高い山です。氷ノ山は日本二百名山に数えられている他、「氷ノ山後山那岐山国定公園」にも指定されています。天然記念物のイヌワシの生息地や、西日本で唯一の亜寒帯性湿生植物が生息しているなど、特徴的な自然環境を有した地域でもあります。

登山する場合は、若桜町側からは氷ノ越コースと仙谷コース、三ノ丸コースの3コースがあります。氷ノ越コースは初心者の方向け、仙谷コース・三ノ丸コースは中級者や上級者の方向けのコースになります。

初心者におすすめの氷ノ越コースの道のりは、ふれあいの里から氷ノ山越、仙谷分岐から氷ノ山、そして仙谷分岐から氷ノ山越、そしてふれあいの里という全行程を往復4時間半くらいで楽しめるコースです。

傾斜も緩やかで、広い登山道と稜線歩きを楽しむことができます。また氷ノ山には、ふれあいの里にはキャンプが楽しめる施設やハイキングなどで立ち寄るのも楽しい天空のリゾート氷太くんなど、登山以外でも楽しむことができます。

自然豊かで美しいこの場所には家族連れや写真家の人にとっても魅力的なスポットとなることでしょう。

蒜山

蒜山は鳥取から岡山をまたぐ山で、西の上蒜山が標高1202メートル、中蒜山が標高1122メートル、下蒜山が標高1100メートルと並んでいます。なだらかな山並が美しく、南側に広がる高原地帯は西日本を代表する観光スポットとしても有名です。

鳥取県側からの登山口には県境の犬挟峠・下蒜山登山口があります。尾根道のコースとなり、滑りやすい山道が続きますので、登山に慣れてから挑戦するのがいいかもしれません。

また、このエリアは日本一のジャージー牛の産地としても有名で、ヒルゼン高原センター・ ジョイフルパークなどがあり、登山以外にも周辺のレジャー施設を楽しむのもおすすめです。

扇ノ山

扇ノ山は標高1310メートルで、鳥取・岡山・兵庫と3県の県境となっている自然豊かな山です。この山は関西百名山や日本三百名山に選ばれており、穏やかで広い登山道が特徴です。

山を楽しむ人にはマウンテンバイクを走らせる人もいるそうです。冬期はバックカントリーをする人もおり、ウィンタースポーツも楽しめるという特徴も在りますが、ツキノワグマも生息しているエリアなのでクマ対策は必須です。

この山の周辺には湯村温泉や岩井温泉があり、上った後はゆっくりと温泉に浸かるという楽しみ方ができます。一年中楽しめるのがこの山のよさです。

三徳山

投入堂で有名な三徳山は標高900メートルで、地元などでも知名度も高い山ですが、道は滑りやすく険しいため上級者向けの山と言えます。滑落事故が多発する程の険しい山道のため、登山の際は入山人数2人以上、服装、靴のチェックが行われ、不適と判断された場合は入山許可が下りません。

スニーカーでの入山もできませんが、登山口にはワラぞうりが販売されており、ぞうりに履き替えれば登山することが可能です。登り切った先には、国宝の投入堂を間近で見上げることができるでしょう。

天候等で登山が難しい場合でも、望遠鏡でふもとの車道から投入堂を眺めることもできます。

まとめ

鳥取県には是非とも登ってほしいすばらしい山が多くあります。また、登山以外にも多種多様なレジャー施設や観光スポットにも立ち寄れば、よりよい思い出を作ることができるでしょう。

夏のレジャーシーズン、秋の行楽シーズンそれぞれで、鳥取の山々の魅力をしっかり味わって下さい。

最後に、安全に登山をして頂くために、登る前には下調べや事前準備をしっかりと行い、登山時には他の登山客や自然環境に配慮するなどマナーをしっかりと守って登るようにしましょう。

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