鳥取県米子市にあり、「山陰の熱海」とも称されるのが皆生温泉です。
海を見渡す露天風呂で潮風を感じつつ湯船に浸かって、癒しのときを過ごしてみませんか。
皆生温泉と周辺のイベント情報を詳しくご紹介
皆生温泉の効能
皆生の元となるのが、天正年間にこの地にあった「海池」と呼ばれる大きな池、海中から湧き出すそのお湯は今もなお途切れることはありません。
海に湧くお湯だけあって、泉質は含土類食塩泉・すなわち塩の湯です。塩分濃度が高いことから保温力も高く、体の芯までしっかりと温めてくれる・新陳代謝を活発化してくれるといった効能があります。
今注目を集めているタラソテラピーも海水を用いた自然療法、100年も前からこの地では行われておりタラソの元祖とも言えるでしょう。
皆生温泉へのアクセス
湧き出るお湯を中心にこの周辺は一大温泉街となっています。
家族しか利用できないような豪華な露天風呂を兼ね備えた旅館から、安く泊まれるホテルまで多種多様、お好みに合わせて良いところを選ぶことが出来るでしょう。
皆生温泉までのアクセスですが遠方から訪れるのであれば飛行機がおすすめです。米子鬼太郎空港からはタクシーで20分程度、路線バスも通っています。電車や高速バスは米子駅に向けて行くようにしましょう。
マイカーをご利用の方は米子自動車道をご利用頂けます。米子インターから皆生温泉までは、車で10分程度の距離になります。
温泉と海水浴が同時に楽しめる!!
皆生温泉のすぐ近くには砂浜が広がっており、海水浴シーズンには弓ヶ浜と合わせて旅行を計画される方も多いです。弓ヶ浜半島に20kmに渡って続くその砂浜は、日本の渚百選・日本の白砂青松100選にも選定されているほどの美しさです。ただ砂浜を歩くだけでも癒されることでしょう。
この時期には近隣の地域で様々なイベントをしており、そちらも合わせて楽しめます。 皆生温泉ちびっこ広場では夏休み期間は毎日当てクジや抽選会・紙芝居とにぎわいます。土日限定ながら、ポニーへの乗馬体験をしてみても良いでしょう。 夜はブルーのライトで照らされてロマンチックな雰囲気に、そしてミニ打ち上げ花火も見られるのです。
皆生温泉マリンアスレチック海皆も熱い、ビーチに巨大な海上アスレチックが出現するのです。ジャンボスライダーに巨大トランポリン・スプラッシュブランコなどなど、多彩なアトラクションは子どもたちだけでなく大人もエキサイティングに楽しめます。走ったり飛んだり飛び込んだり、皆生の海が大好きになることでしょう。
近隣の観光スポットは?
米子ならではの様々な観光地を訪問したいという方は、大山るーぷバスをご利用されるのはいかがでしょう。米子駅発着で大山周辺を周遊できるバスに乗り放題、1日中楽しめます。
雪深くなる冬の時期は運休するものの、期間中は毎日運航しており、夏休みや紅葉が美しい秋にかけてご利用頂けます。マイカーではなく飛行機や電車で来た方でも、しっかりお出かけできるサービスが充実しています。
米子といえば「がいな祭り」!!
米子市民が熱いのが「米子がいな祭り」、夏休みが始まったばかりの7月の最後の土日・あるいは8月最初の土日に開催される花火大会です。
「がいな」とは鳥取の方言で大きな・巨大なという意味、米子の空に大きくキレイな花火が5000から7000発も打ち上げられます。駅前にはがいなステージが作られ、「がいな太鼓」や「やんちゃYOSAKOI」など様々なイベントも開かれており、夜だけでなく日中も充分に楽しむことができます。
温泉というと冬というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、夏の皆生に来ないのはもったいないことです。たっぷり遊んでいろいろな体験をして、そして最後は温泉でゆっくりと浸かってと満喫しましょう。
がいな祭りの期間中は各地からの観光客も多く、ホテルなどの宿泊施設などの予約がいっぱいになってしまうこともございますので、早めのご予約をされた方がいいかもしれません。
また、がいな祭り期間中はメイン道路を中心に通行止めとなる道路も多いので、事前に現地の情報をよく調べてから行くようにしましょう。
温泉だけではない!皆生温泉のレジャー施設
温泉だけだとママは良くても子どもたちはちょっとという部分もあるでしょう。パパはもっとはしゃぎたい・子どもたちと触れ合いたいという希望もあるかもしれません。そんな願いをすべて叶えてくれるのが皆生温泉とその周辺のイベントたちです。
秋の紅葉を見ながらの温泉も良いものですし冬になったら雪見風呂・更にはカニが美味しい季節となってきます。つまりは一年を通じて楽しめるのが皆生温泉の良いところ、旅行に行きたいけれどどこが良いのか迷っているという方、調べてみてください。飛行機を利用すれば思ったよりも近く、あっという間に鳥取県に到着です。
米子周辺だけでなく、夏は鳥取県全体で観光地ごとに様々なイベントが開催されています。まずは皆生温泉を拠点に、鳥取県西部の魅力をしっかりと満喫されてはいかがでしょうか。
近場の方だと「おーゆ・ランド」や「日帰り温泉オーシャン」など日帰り入浴できる施設だってあり、更に手軽にタラソテラピーといったプランだってあるのです。山陰が誇る温泉街となっています。